吹く風

2018年05月

梅雨を臭わす天気がずっと続いて
既に梅雨入りしているのだろうと
ぼくらはみな思っていたんだけど、
梅雨入り宣言があったのは三日前。

もしかしたら梅雨明け時みたいに
既に梅雨入りしていたもようです、
などと無責任なことを言うのかと
思っていたのだがそれはなかった。

いつもこの道は一車線を封鎖して
掘っては埋めての工事をしている。
始まってから十年を過ぎているが
いつまで経っても終りそうにない。

一応いついつまでとは書いていて
工事は期日どおりに終わっている。
ところが翌日になると別の車線で
あらたな工事が始まっているのだ。

路面の矢印も書き換えられていて、
昨日までは直進だった中央車線が
今日は何と右折車線になっている。
どの車も右往左往している状況だ。

この道の何かがお役人の気に障り
始められた工事なんでしょうけど
十年やっても改善されないのです。
そろそろ諦められたらどうですか。

あっっ、そうだった。忘れていた
砂糖が切れかかっていたんだった。
砂糖がなくなりかけていることに
気づいたのは一昨日の夕方だった。
明日スーパーに行くからその時に
買うことにしよう。と思っていた。

予定どおり、昨日スーパーに行く。
だが砂糖を買うのはついでであり
主な目的は今日の昼飯の買出しだ。
適当な品を籠に入れてレジに並ぶ。
心に何か引っかかるものがあるが
大したことではないだろうと帰宅。

あっっ、そうだった。忘れていた
砂糖が切れかかっていたんだった。
だが切れているわけではないから
と夜にまた買いに行くことにした。
そして夜になり、嫁さんと行った。
嫁さんは朝パンぼくは水を買った。

「忘れ物は?」と記憶に尋ねたが
「ないよ」と答えたので家に帰る。
家に着き袋を開けていた時だった。、
あっっ、そうだった。忘れていた
砂糖が切れかかっていたんだった。
いや、砂糖は昼間切れたんだった。

もはやスーパーに行く気力はなく
今日仕事の帰りに行くことにした。
コーヒーはブラックで飲めばいい。
いや、玄米茶で充分だ。とにかく
今日は砂糖のことだけを考えよう。
と、この日記に書きとめています。

「私は偉い人なんだ」というオーラを
出してくる方々がぼくは大嫌いでして
そういう方との交渉ごとがある時には
余計な振る舞いはせず、早くそこから
立ち去れるように努力をしております。

彼らと一緒にいると三界に心が彷徨い
そのせいで段々と息苦しくなっていき
時間を遊ぶことが出来なくなるのです。
だから彼らから飲みごとに誘われても
頑なに「お断りします」と応えている。

あなたたちは決して偉い人ではなくて
そういう立場にいるただの人なのです。
だから私は偉いと意識することをやめ
「私は偉い人なんだ」というオーラが
出ないように努力をしてくださいませ。

昔は、居間にある時計を見に行ったり。
黒電話で117をダイヤルしたりして、、
時刻の確認をやってていたものだった。

今は時計を持ってなくても声を出して、
「OKグーグル今何時」と聞けばいい。
大変便利だ。が、ちょっと恥ずかしい。

当時は軽量級より少し軽かったから
あの塀を軽々跳び越えられたんです。
ところが今は見ての通りの重量級だ、
故に跳ぶどころか走るのも怪しくて
動きが確実に鈍くなっているのです。

ちょっと歩いたらよろけてしまうし
頭をかこうと足を上げても届かない
余分な重みがすべての動きに対して
色んな悪さをしかけてくるんですよ。
だから跳ぶことなんて無理なんです。

それにもし軽量級に戻したりすれば
人間どもから勝手に病気扱いされて
籠に入れられ、病院に連れて行かれ
跳び上がるほど嫌いな注射をされる
跳べなくてもいい。今の体で充分だ。

最近のドラマや映画を見ると
家族の大切さを訴えたものが
多い。いやほとんどがそれだ。
製作している人たちの思想を
ぼくはよく知らないんだけど
これらの作品を見た限りでは、
教育勅語の教えを忠実に表現
しているように思えてしまう。
イヤイヤいい流れであります。

ピチッ、ガーーーーーーガーー
ガーピッ、ピッ、ビッ、ビュー
ピー、ユーー、ギュー、ガーー
・・ちら・ペッキン放送局で・
・・国の偉大な指導・・・毛沢
ツ-同志ツーツツー、ゥワーー
ガーーーー、ギーーー・・ニダ
ボ、ボ、ビー、♪~ニダー~♪
@#X+◎♭・・建省では農・
・・・ガーーー♪~サラミ~♪
ギュー、ガー、ジー、ビーーー
♪・バーヤング、パヤパヤ~♪
ピー、ユーー、ギュー、ガーー
♪・知らないま・・ァウ、ウァ
ウァウ、ウァウ、ウァー、オー
ルナイトのK・・ニダー、アー
・・ソントン・、フィガロフィ
ニダ・・ニダ・・ピュー、ガー

何が面白くて家族をやっているのだ。
こんな狭い家に住まわせやがってと
いつも文句ばかり言っているくせに、
犬を貰ってきたり猫を拾ってきたり、
自分たちが狭くしてるんじゃないか。
ワンワン、ニャーニャーうるさいし、
色んな臭いが立ち込めるじゃないか。

たまに家族で食事することもあるが、
みな遠くばかり見ているじゃないか。
心の中は冷めきっているじゃないか。
食わせてもらっている立場のくせに
ごたくばかり並べているじゃないか。
これはもう家族じゃないじゃないか。
解体すべきなんだよ、こんな家族は。

何気なくネクタイを眺めていると
「こんなの貰うと嬉しいですよね」
と、子連れの男が話しかけてきた。
彼は父の日下見に来ていたらしく、
ぼくを同類だと思っているようだ。

ぼくはたまたまそこにいただけで、
欲しいとも買おうとも思ってない。
そもそもネクタイには興味がない。
その上ぼくは父じゃない男だから、
子どもに貰う嬉しさがわからない。

因みにギターなら興味があります。
ギブソンなら言うことありません。
もし父じゃない男の日があったら
その時はそれをお願いしたいです。
貰うと最高に嬉しい品物ですから。

嫁さんが「これから髪を
染めに行く」と言うので
じゃあ、もう一度寝るか
と目を閉じた。その時だ。
『今日は家庭訪問の日だ』
という思いが一瞬脳裏を
よぎった。『どうしよう。
確か昼から来るんだった。
あの担任嫌いだからなあ』

冷静になって考えてみた。
ぼくの頭の中の予定表を
確認したが、そんな予定
入っていない。そもそも
うちに子供はいないんだ。

休みの朝、結界の解けた
ぼくの頭が誰かの思いを
受信したのかもしれない。

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